安藤百福(アンドウモモフク)さんのパッション【後編】

前回の記事に引き続き、カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)を訪れた話。百福さんが大切にしていた6つのことをご紹介しました。

  1. まだ無いものを見つける
  2. なんでもヒントにする
  3. アイデアを育てる
  4. タテ・ヨコ・ナナメから見る
  5. 常識にとらわれない
  6. あきらめない

面白いなと思ったのは、こういったことを決めてから発明に臨んでいたんじゃないかなということ。世界初となる即席ラーメンのチキンラーメンを発明した時も、お湯を注いですぐに食べられるラーメンを作ると決めて、1年間毎日小屋にこもって睡眠時間4時間で即席ラーメンの研究を続けたこと。

「自分自身に戻って、何度でも繰り返し創造する」「全て最初は内から作られそれから外へ」といった言葉をパッションテストでもご紹介します。まず自分の中でこういうものを作りたいと決めます。そしてそれが実際にあなたの世界で創造されるのです。つまり、世界は2回創造されます。

1年間に及ぶ試行錯誤の中でやっとチキンラーメンを発明し、爆発的な人気となります。恐らく巨額の富が得られたと思いますが、そのあと実は粗悪なコピー商品が流通して日清食品にも他社製品のクレームがきてしまったそうです。

あなたならどうしますか?自分が作ったものでもないものの責任を普通は取ろうとも思わないですよね。

しかし、安藤百福さんは違いました。今でいう厚生労働大臣からインスタントラーメン業界の混乱を治めるように要請を受け、日本ラーメン工業協会を設立して、自分が発明したノウハウを他社に公開しました

もし、百福さんが目指したものがただお金持ちになる、ビジネスで成功するということだったらこういった行為にはつながらなかったのではないでしょうか。インスタントラーメンを発明して、「家庭でも美味しいラーメンを手軽に食べて欲しい」という世界をまずは自分の中に掲げたからこそ、その世界に魅了されて百福さんが発明したラーメンを買い、その世界を一緒に作り上げていく仲間やお客さんが集ったのだと思います。

百福さんがチキンラーメンを発売したのは48歳の時でした。自分のパッションを生きていこうと思うのに歳は関係ありません。

そしてまた、パッションテストではパッションテストを初めて受ける人のことをパッションベイビーといったりします。自分の本当のパッションを見るけるのには時間がかかる場合があります。最初は周囲の期待や自分のニーズを満たすパッションを書いてしまう、ということは本当によく起こることです。

しかしそれでも、自分が望むものが明確になり行動していくと、色んなシンクロニシティを発見して望むものが人生に現れてきます。そういった現実創造を通して、自分のより深い部分を掘り続け、玉ねぎの皮をむいていくように自分のコアとなる人生の目的へと繋がっていきます。

安藤百福発明記念館を訪問して、本当に百福さんは自分のパッションに正直に生きた人だなと感じました。オススメです。

パッションテストについて

森繁裕樹

パッションテストはあなたの人生を変えるきっかけを与えてくれる不思議なツールです。

パッションテストに興味をお持ちの方は、以下のページなどを参考にしてみてください。